開運ってなんでしょう?
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私の定義は、
来ている流れをキャッチして、自分がやりたいことを実現させる力をつけていくこと。
やりたい事がわからない人は、
まずは、自分に立ち返ることを
「今の願い」として試みてください。
命術は「暦」が基になります。
暦は、元は農事などの目安、
種をまく時、
刈り取る時など、
適した時期の目安です。
運も同じようにとらえ、
種をまく時には、種をまく、刈り取ろうとしない。
刈り取る時は刈り取り、
地ならしの時は、それをやる。
そうやって、段階を踏めば
あなたの願いも
実がなる如く、
やがて叶うことでしょう。
8/16(水)
乙亥(きのと・い)の日
しぶとく生きる日
乙は、草花を示し
字のはじまりは、植物が曲がりながら伸びる様子を描いたものだそうです。
乙の性格は、踏まれても伸びる雑草のごとく
粘り強いところがありますから
きょうは、乙の日なので
ちょっとやそっとでは、あきらめない根性を持ちたいところです。
亥は、「核」
十二支のラストの亥ですが
植物の世界で例えると、「種」になって地中に眠る段階です。
地上からは何も見えませんが、
種には物凄いエネルギーが隠れています。
あの小さな粒の中には、
これから、引力に逆らって伸びていくものの素が入っているのですからね。
乙も亥も、
一見弱そうで、実は強いです。
そういうことから、きょうは絶対あきらめず
粘り強く物事を追行したいなと思います。
8/17(木)
丙子(ひのえ・ね)の日
横の人たちとつながる日
子は、十二支の始まりですが
まだ目に見えない段階での始まりです。
子の刻とは、夜中の11時~1時
真夜中です。
普通の人は寝ているこの時間に、
一日は始まるわけなのです。
運氣は、陰と陽が少しずつ交差して変わっていきます。
きょうは、新しい運の波が見えないところで始まっています。
丙は、物事の進行の段階でいうと
「横に広がる段階」です。
例えば、種から芽が出て上に伸び地上に顔を出しますが、
丙は、
甲乙ときた次の3番目で、
「双葉を横に広げる」ような段階です。
(3番目の星座、双子座みたいです)
象形文字も、
「双出の芽が両側にピンと対象に伸びた様」
「左右に張った形」だそうです。
新しい運氣が沸き起こる今日は、
上を目指すというより、
横に広がる・・・・
横のつながりを大事にして、
色んな人達と仲良くしていくようなことをすると、
運氣活用として、
時にかなった行動だといえそうです。
[参考文献]
水上静夫「干支の漢字学」 安岡正篤「干支の活学」