まず、みなさん、
開運ってなんでしょう?
・・・答えは、
来ている流れをキャッチして、自分がやりたいことを実現させる力をつけていくこと。
暦が基となる運命学、帝王学、運命操作術では、
暦が、元は農事のために
種をまく時、刈り取る時期の目安として使われたように、
そのまま、あなたの資質の花を咲かせ、実をつけるための行動指針となるのです。
癸丑(みずのと・うし)の日
見えないところで方向性は決まっている
丑は、十二支の2番目です。
昨日の「子」は一番目の始まりで
まだ方向性を持ちませんが
きょうの「丑」で、方向性を持ちます。
この丑の字は、「紐」という漢字に通じます。
しばったり
たばねたり
まとまる、といった感じで
いままで散漫だったエネルギーが
一つにまとまり、
潜在的なところで今後の行き先が暗に決まるんです。
しかし、まだ表面化していません。
丑は、時間にすると
「丑の刻」・・・午前1時~3時
真夜中です。
夜中の12時(子の刻)で、一日は始まってはいるのですが
朝、目覚めるまでは、人は始まっていると認識しないのと同じで、
きょうは、今後の方向性は決まるものの
それは、潜在しているところで、ということになります。
そして、これが運の流れなんです。
運が上がったり下がったりするように、
人の眼には見えるので、
事象が起こってから判断するしかないのですが、
実は、こうやって見えないところで物事は沸き起こり、
少しずつ、陰陽が混じり合って、逆転し、
終わりを迎えて、そして見えなくなる、
それから、地下で沸き起こったエネルギーが
また今日からの流れのように、これから伸びようとする
・・・といった繰り返しなのです。
いつも、同じ行動を取る=例えば、いつも前進しようとするなどは、
「時」に見合っていないことが多くなり、無駄が多くなります。
前進する時もあれば、
ストップする時もあり、
育てる時もあれば、
終らせる時、
捨てる時、
無理矢理にでも獲得しようとする時、
その「時」をとらえて、
それに見合った行動をしていくことは
自然の流れに沿っていて
もっともスムーズに行くやり方だということを
ここでご紹介しています。
決意表明する日
寅は、演という字に通じます。
演じるというと、パフォーマンスする感じのようですが、
それ以外に、
のべる
わかりやすく説明する
意味を押し広めるという意味があるそうです。
寅、というタイミングも正にそれで
きょうは、
自分が、これから何をするか、のべる日
寅の刻は、朝3時~5時
夜が明けて一日が始まる時間です。
この時間は、パワーに満ち溢れているので
朝早く起きて、仕事や創作活動をする方もいますね。
始りに、何をしたかで
きょうという日も決まるのかもしれません。
わたしは、早起きが苦手なので
それは出来ませんが
もう少し長いスパンでとらえて
自分は、このようにやっていこう、などを
決意し、表明することが
これから数日の流れを決めて、
引いては、今後の流れを変えることにもなるんです。
参考文献
水上静夫「干支の漢字学」
安岡正篤「干支の活学」
(タロット 西洋占星術 四柱推命)