まず、みなさん、
開運ってなんでしょう?
・・・答えは、
来ている流れをキャッチして、自分がやりたいことを実現させる力をつけていくこと。
暦が基となる運命学、帝王学、運命操作術では、
暦が、元は農事のために
種をまく時、刈り取る時期の目安として使われたように、
そのまま、あなたの資質の花を咲かせ、実をつけるための行動指針となるのです。
場が与えられる日
乙は、曲がって伸びる植物の形です。
芽が地面を突き破ったのはいいけど
地上にある石ころや他の植物にさえぎられて
思うように伸びることができない、
でも、伸びるといった粘り強さです。
昨日の甲寅(きのえ・とら)で
やるぞーっと決意表明したら
きょうは、何があってもやめない覚悟が必要です。
卯は、開門の形で
「天門が開くとき」
門を開けると、そこには未開拓地が広がっていて
これから開墾していくのですが
天から「場」が与えられたと思ってください。
昨日の決意表明ができていれば
今日の「乙卯」で、神様が
「なら、どうぞ」と場を与えてくれるのです。
しかし、未開拓地ですから
何もしなければ、何も起こらない。
物事の始まりは、
待っていても事は進まないのです。
運の始まりも同じ。
この時期は、自分が主導権を持って
自分から切り開いていく時なのです。
それが、運の波に乗っていくコツでもあります。
いろいろやってみたけど、
なかなか進まない人は、
このような「時」の運を利用して
それに乗っかっていくことをおすすめします。
自然の法則に従って
スムーズに物事が運ぶかと思います。
必要なものと要らないものを分ける日
辰は、「震」という字に通じます。
そこから辰は、
震えて(揺れて)
元に収まるという意味になります。
地震の震ですね。
また、大きな障害物をどけるという意味もあるそうです。
辰に関しては、
午前7時~9時が辰の刻なのですが
多くの人は、就業前。
辰の次にやってくる「巳」(み)
こちらは、冬眠を終えて地上に這い出た蛇の姿を描いた象形文字から、この形になりましたが、
巳の刻とは、9~11時で、
1日の仕事を開始する時間帯ですので、
巳は、さしずめ「本番」といったところでしょうか。
その「本番」を前にして
障害となる物をどけて
スタンバイするのが辰。
丙は、「太陽」を示し、
太陽の陽が当たるかのように、物事があきらかになります。
運勢も活動期に入ります。
その本番を前に、なにをすればよいか?
辰→準備
必要なものをそろえて
要らないものは、持たない。
それを意識して過ごせば、
今日は、
何が必要で、
何が不要かが、わかるのかもしれません。
参考文献
水上静夫「干支の漢字学」
安岡正篤「干支の活学」
(タロット 西洋占星術 四柱推命)