まず、みなさん、
開運ってなんでしょう?
・・・答えは、
来ている流れをキャッチして、自分がやりたいことを実現させる力をつけていくこと。
暦が基となる運命学、帝王学、運命操作術では、
暦が、元は農事のために
種をまく時、刈り取る時期の目安として使われたように、
そのまま、あなたの資質の花を咲かせ、実をつけるための行動指針となるのです。
[天門が開き道が見える日]
卯は、「横に押し開く形」
門が開く形とも言います。
そんなことから「天門が開く」という意味に通じます。
時刻にすると朝の5時~7時といった
起床する時間であることからも
一日の「門が開く」という感じがしませんか?
運の流れも、ここ数日は根っこを張っていくような
表に出ない部分を作っていましたが
きょうは、やっと扉が開きそうです。
己は、もつれた糸を正すという意味があります。
それは、規律、ルールという意味に通じますが
これから展開していく運命のために
自分の「道」というものを意識しても良いかもしれませんね。
12/19(火)
庚辰(かのえ・たつ)
[明日からの仕度をする日]
辰という字は、震という字に通じます。
地震の震。
元の象形文字では、大きなハマグリが貝殻の間から
ペロペロしている様子だそうです。
そんな様子を、わざわざ字にするなんて
よっぽど、貝が生活の中でたくさん登場したのでしょうか。
辰は、ふるえたり、ゆれたり・・・といった感じです。
時間的には、辰の刻は朝7時~9時です。
忙しい時間ですよね。
辰には、大きく揺れて元の位置に収まるといった
それこそ、地震のような意味にも通じますが
朝の忙しい時間である辰も
ここに通じるような気がします。
次の干支、「巳」(み)は、
蛇が冬眠を終えて、地上に這い出てニョロニョロしている様子ですが、
巳の刻とは、
9~11時。
会社の始業時間ですよね。
いままでとは、「場」が変わり
いよいよ一日の本番が始まったことを示します。
ということを考えると、明日は活動する日。
きょうは、明日に供えて、仕度をする日だということになります。
明日から、活動期だということを踏まえて
必要なものをそろえて、
辰の字にならい、
不要なものは、どけておくと
これから先、スムーズに運ぶかと思います。
参考文献
水上静夫「干支の漢字学」
安岡正篤「干支の活学」
(タロット 西洋占星術 四柱推命)