まず、みなさん、
開運ってなんでしょう?
・・・答えは、
来ている流れをキャッチして、自分がやりたいことを実現させる力をつけていくこと。
暦が基となる運命学、帝王学、運命操作術では、
暦が、元は農事のために
種をまく時、刈り取る時期の目安として使われたように、
そのまま、あなたの資質の花を咲かせ、実をつけるための行動指針となるのです。
丙戌(ひのえ・いぬ)の日
[一陽を残して死ぬ]
戌は、「一陽を残して死ぬ」段階です。
陽と陰は、急に入れ替わるものではなく
交錯しながら移り変わるのですが
戌は、十二支の11番目でほぼ終わりの段階、
ほとんどが「陰」の世界。
その中に、1こだけ「陽」がある。
それは、次の回に残しておくものを指します。
たとえば、木々の葉が落ち、枯れていく秋から冬にかけて。
(戌の月は、10月)
木は、枯れますが
「実」が地面に落ちます。
この「実」が「一なる陽」にあたります。
これから成長する要素。
自分が死んでも残るものですね。
ここでは、日運なので
「死んでも残るもの」ほど大げさなものでなくても良いのですが、
本当に残したいものだけをチョイスして
あとは、手放すようなことはないか?考えてみるのもよいかもしれません。
丙は、明らかになる段階なので
ハッキリしそうです。
12/26(火)
丁亥(ひのと・い)日
[大きく変わる前触れ]
亥は、植物に例えると
種になって地中に眠る段階です。
「核」という字に通じますが、
種は、小さいけど中身はこれから伸びていく要素がギュッとつまっています。
だって、堅いカラを突き破り、地面を割って出て
引力に逆らって上に伸びる、「核」のような「起爆性」のエネルギーです。
きょうは、そういった眠れる強いエネルギーをはらんでいるようです。
そして、「丁」は、
たて棒がよこ棒を突き破ろうとする形。
よこ棒は、「陽」なるエネルギーで、いまの現状や普通と思っている状況。
それを突き破ろうとしているのが、たて棒。
「陰」のエネルギーです。
今までにない考え。
今まで潜伏していた勢力。
自分には無いと思っていた要素など。
つまり、大きく変わるチャンスが目前です。
ここで、時の運に乗って変わっていけば
どんどん脱皮するように、生きていき
そんな人は、とても若々しいのです。
なぜなら、心の柔軟性は、体の柔軟性と通じますから。
逆に、現状を守ろうと変わるのを拒むと、
どんどん状況も、考えも固まってきます。
そうなると、面白いことに身体も固まっていくそうです。
変化の波は、定期的にやってきます。
その都度、脱皮していればどうなるでしょうか?
楽しみではないですか?
参考文献
水上静夫「干支の漢字学」
安岡正篤「干支の活学」
(タロット 西洋占星術 四柱推命)