まず、みなさん、
開運ってなんでしょう?
・・・答えは、
来ている流れをキャッチして、自分がやりたいことを実現させる力をつけていくこと。
暦が基となる運命学、帝王学、運命操作術では、
暦が、元は農事のために
種をまく時、刈り取る時期の目安として使われたように、
そのまま、あなたの資質の花を咲かせ、実をつけるための行動指針となるのです。
12/29(金)
庚寅(かのえ・とら)の日
[改革に通じる決意]
寅は、朝3時~5時を示します。
夏なら、夜明けの時刻。
冬なら、まだ早いのですが
非常に神聖な時間とも言います。
一日が始まって、まだ誰も足を踏み入れていないような時間帯。
寅という字は、「演」に通じますが
「万物が演然として始めて地上に生ずる」とか、
「うごく」・・・虫へんに寅という字を書きます(変換できない・・・)
そんな意味もあり、これは万物の発生を示すそうですが
始りに際して、非常に強いエネルギーを持つことは確かですね。
庚は、陽の金の五行で
鉄製品、斧や刀を示します。
バサッと切る感じ、
または、ブルドーザーで、どどどーっと山を切り崩してしまうようなイメージ、
そんなところから、
変化や改革に通じます。
ということから、きょうは
これからの自分をイメージして、
「これをやりたい!」とか
「これが私だ!」というように、自分を表すことで、
物事が変わっていくようになるかもしれません。
[天門が開くとき]
卯は、「開門」の形。
押し開くような形です。
運の流れだと、「天門が開く時」です。
常に物事は変化していますが
中でも、きょうは、新しい「場」が提示される日です。
辛という字も、「新」という漢字に通じますので
きょうは、物事が刷新されて、
新しい扉が開くようなイメージですね。
ただ、「卯」という字は、「茆(ぼう)」という字に通じます、
草がぼうぼうの「茆」
門は開いたがいいが、
中に入ったら、中はぼうぼうの未開拓地でした、という感じです。
だから、自分で開墾していく、という発想で
きょうの運氣をとらえたらよいと思います。
参考文献
水上静夫「干支の漢字学」
安岡正篤「干支の活学」
(タロット 西洋占星術 四柱推命)