まず、みなさん、
開運ってなんでしょう?
・・・答えは、
来ている流れをキャッチして、自分がやりたいことを実現させる力をつけていくこと。
暦が基となる運命学、帝王学、運命操作術では、
暦が、元は農事のために
種をまく時、刈り取る時期の目安として使われたように、
そのまま、あなたの資質の花を咲かせ、実をつけるための行動指針となるのです。
[必要ない部分はカットする]
丁未は、
「天河水」(てんがすい)という名前がついています。
天の河の水なので
宇宙にあるもので
影響力があり、
非常に強いエネルギーを持つと言われます。
波乱でありながら、その運氣を使いこなす強さです。
また、
丁は「火」
未は、火を含む土・・・夏の土なのですが、
とても熱くエネルギーが強そうですよね。
そんな熱い干支が付いている今日です。
原字はどういう意味があるかというと
未は、草が茂ってきて剪定が必要な様です。
未は夏の十二支なので
適度に生い茂っていれば、日陰ができて涼しいのですが
あまりに繁り過ぎてしまうと
木であれば、根幹に栄養がいかなくなったり
日影が多すぎて、根腐れしてしまいますので
過剰の部分をカットしていくという意味に通じてくるのです。
ということで、
きょうは、エネルギー的には、熱い一日なのですが、
「茂り」すぎないよう、
つまり、やり過ぎず、
必要のないものをカットしていくと良いと思います。
[仕上げる段階]
申は、十二支の9番目です。
季節は、秋のはじまり。
物事が成熟してくる段階。
戊の原字は、元は武器や斧や鉋の形だそうです。
物事の進退の段階としては、
十干のうちの、5番目で
ぐんぐん伸びている真っ最中といったところ。
戊申、と書くとき。
戊が上、申を下に書きますが
上につく「戊」は、
「天干」(てんかん)といい「天の氣」を表します。
下の「申」は、十二支・・・十二の支え。
下にある地の支えなので、「地支」といいます。
地は、人間がいる場所ですから
人間が、「申」をやると、
天から「戊」の氣(ぐんぐん伸びる氣)が降りてくるのです。
(ここでの「申」は、物事を成熟させる=もうすぐ刈り入れというところまでやる)
一見、矛盾している意味ですが、
今日は、
頑張って仕上げ1歩手前まで持っていけば
あとは、天がどんどん伸ばしてくれる、とも受け取れませんか?
参考文献
水上静夫「干支の漢字学」
安岡正篤「干支の活学」
(タロット 西洋占星術 四柱推命)