まず、みなさん、
開運ってなんでしょう?
・・・答えは、
来ている流れをキャッチして、自分がやりたいことを実現させる力をつけていくこと。
暦が基となる運命学、帝王学、運命操作術では、
暦が、元は農事のために
種をまく時、刈り取る時期の目安として使われたように、
そのまま、あなたの資質の花を咲かせ、実をつけるための行動指針となるのです。
[実りを受け取る時]
酉は、「酒がめ」の形からできた字です。
十二支の10番目。
ほぼ、おわりの方。
季節なら、9月
時間だと、17時~19時です。
農業なら、収穫が終わり、
穀物を酒にして神様に捧げる時をいいます。
きょうは、実りを受け取り感謝する日とするとよいですね。
いつも前進するばかりでなく
ちょっと立ち止まって、今の自分は、どれだけのものを持っているか考えてみるとよいでしょう。
[次へバトンタッチ]
戌という字は、戊という字の中に「横棒」が入っています。
この「横棒」は、「陽」を表します。
戌自体は、
一日の中では夜の7時~9時。
十二支の終わりの方の段階なので、「陰」が強いのですが
中に、1本だけ入る小さい「陽」とイメージすると、
終わりという気運の中の
ただ1つだけ明るいこと。
晩秋の十二支の戌の段階は、
植物にたとえると
実が落ちて、枯れていく時です。
つまり、自分は死ぬけど
新しい生命を残していくということ。
今日の干支の上についている「壬」という字も
「妊娠」の「妊」(はらむ)という字につながるのですが、
運氣も、すでに次の段階を宿しているようです。
ということは、
今までのやり方、考え方は
もう、死すべき古いものとして
次の段階にバトンタッチする時ととらえると、良いかもしれません。
参考文献
水上静夫「干支の漢字学」
安岡正篤「干支の活学」
(タロット 西洋占星術 四柱推命)