まず、みなさん、
開運ってなんでしょう?
・・・答えは、
来ている流れをキャッチして、自分がやりたいことを実現させる力をつけていくこと。
暦が基となる運命学、帝王学、運命操作術では、
暦が、元は農事のために
種をまく時、刈り取る時期の目安として使われたように、
そのまま、あなたの資質の花を咲かせ、実をつけるための行動指針となるのです。
2/2(金)
乙丑(きのと・うし)の日
[あきらめずに続ける]
乙は、地上に芽を出した植物が
他の草や石ころなどにさえぎられて
思うように伸びない、
でも、あきらめないで曲がってでも伸びようとする様です。
丑は、紐という字に通じ、
まとめる・束ねるといった意味があり、
また、横棒3本と縦棒2本から出来ているこの字は、
もつれた糸を整えるという意味もあります。
丑は、十二支の中で2番目ですが
2という数字には
1で湧いたアイディアに方向性が決まる段階です。
昨日の「子(ね)」で
湧いて出たアイディアが
きょうは、まとめて、方向性が決まります。
そして、ここで
ちょっとやそっとではあきらめないつもりで
伸びようとすること(乙)
きょうは、そういう一日にすると
今後も、良い流れに乗っていけるでしょう。
[自分を強く表明する日]
寅(とら)の日です。
寅は、動物の虎とは、本来関係ないのですが
イメージとして
「鮮やかにケガ生え変わった虎が竹藪から現れ目を奪われる感じ」
・・・を想像すると、そんな意味あいを持つ十二支です。
虎に食べられるなどは、置いておいて、
堂々と自分を表す登場に、うわー!と圧倒されそうですよね。
一日の内では、朝の3時~5時が寅の刻になりますが
夏なら、太陽が、やはり「うわー!」と顔を出す時ですし、
そもそもこの漢字は
虫へんに寅と書いて「うごく」という字に通じるそうです
(変換できませんでした)
真夜中の「子」の刻、
丑三ツ時で知られる「丑」の刻といった
陰の氣が強い時間がおわり、
ここで、太陽がのぼり「陽の氣」が発動します。
(まだ陰の氣が強いですが)
そして、「きょうのはじまりだー」とでも言うように
一日が動き出すのです。
この時間は、一日の内でもっともパワフルだと言われます。
闇から光へ変わる時刻であることから
「激変の十二支」と、わたしは勝手に呼んでいますが
きょう、寅と一緒にくっついている十干「丙」も、
非常に強いものがあります。
丙は、太陽を表しますが
太陽のごとく、自ら光を放ち、
暗い隅までも照らし
白日の下に晒すこともありえるのが「丙」
きょうは、寅のパワーで
「わたしは、~だ!」と強く表明できるものを探してみてください。
太陽の力で、さらに表面化するでしょう。
それだけ自信がある人にとっては、とても良い日になるかもしれませんね。
参考文献
水上静夫「干支の漢字学」
安岡正篤「干支の活学」
(タロット 西洋占星術 四柱推命)