まず、みなさん、
開運ってなんでしょう?
・・・答えは、
来ている流れをキャッチして、自分がやりたいことを実現させる力をつけていくこと。
暦が基となる運命学、帝王学、運命操作術では、
暦が、元は農事のために
種をまく時、刈り取る時期の目安として使われたように、
そのまま、あなたの資質の花を咲かせ、実をつけるための行動指針となるのです。
2/21(水)
甲申(きのえ・さる)の日
[突き抜けた意識]
甲は、はじまりを示します。
申は、甲の字の縦棒が上を突き抜けた形ですよね。
甲ではじまったもの・・・決意とか努力などが、
ここにきて、ようやく突き抜けて、いよいよ本番だという感じです。
干支番号は、21番で
干支は60こありますので、番号的に若いけど中盤前、
いよいよという感があります。
元になる象形文字は、雷の形で
申の刻と言われる、午後3時~5時は、一日の仕事を終わらせてしまう時間です。(このあとも一日は続きますが、活動時間は終了間際)
どちらも、イメージは動的で
申は、「陽」の十二支です。
最初のはじまりの決意を忘れないで、
それを貫徹させるべく、突き抜けた意識でいると良いですね。
2/22(木)
乙酉(きのと・とり)の日
[与えられたものに感謝することで続けられる]
乙は、植物の芽が出たものの
地上の石ころや他の植物に阻まれて真っ直ぐ伸びることが出来ない様子です。
しかし、曲がってでも伸びようとする力があります。
乙の日に生まれた人は、
草花のように可憐なムードを持ちながらも、
粘り強くしぶといと言います。
酉の字は、穀物の実りを神に捧げる「酒」、または「酒がめ」の形からきています。
秋の十二支で
物事が成熟する時です。
「子」の日からはじまり10日目の「酉」の日で
ひとつのサイクルが、終わろうとしています。
現状の中に、「実りに値するもの」は何か?
探してみてください。
きょうは、その状態に感謝して、喜びを味わうこと。
そうすることで、
「乙」の粘り強く継続する力を得るでしょう。
あきらめないことと、
感謝することを教えてくれる干支です。
参考文献
水上静夫「干支の漢字学」
安岡正篤「干支の活学」
(タロット 西洋占星術 四柱推命)