まず、みなさん、
開運ってなんでしょう?
・・・答えは、
来ている流れをキャッチして、自分がやりたいことを実現させる力をつけていくこと。
暦が基となる運命学、帝王学、運命操作術では、
暦が、元は農事のために
種をまく時、刈り取る時期の目安として使われたように、
そのまま、あなたの資質の花を咲かせ、実をつけるための行動指針となるのです。
4/23(月)
乙酉(きのと・とり)の日
[与えられたものに感謝することで続けられる]
乙は、植物の芽が出たものの
地上の石ころや他の植物に阻まれて真っ直ぐ伸びることが出来ない様子です。
しかし、曲がってでも伸びようとする力があります。
乙の日に生まれた人は、
草花のように可憐なムードを持ちながらも、
粘り強くしぶといと言います。
酉の字は、穀物の実りを神に捧げる「酒」、または「酒がめ」の形からきています。
秋の十二支で
物事が成熟する時です。
「子」の日からはじまり10日目の「酉」の日で
ひとつのサイクルが、終わろうとしています。
現状の中に、「実りに値するもの」は何か?
探してみてください。
きょうは、その状態に感謝して、喜びを味わうこと。
そうすることで、
「乙」の粘り強く継続する力を得るでしょう。
あきらめないことと、
感謝することを教えてくれる干支です。
4/24(火)
丙戌(ひのえ・いぬ)の日
[一陽を残して死ぬ]
戌は、「一陽を残して死ぬ」段階です。
陽と陰は、急に入れ替わるものではなく
交錯しながら移り変わるのですが
戌は、十二支の11番目でほぼ終わりの段階、
ほとんどが「陰」の世界。
その中に、1こだけ「陽」がある。
それは、次の回に残しておくものを指します。
たとえば、木々の葉が落ち、枯れていく秋から冬にかけて。
(戌の月は、10月)
木は、枯れますが
「実」が地面に落ちます。
この「実」が「一なる陽」にあたります。
これから成長する要素。
自分が死んでも残るものですね。
ここでは、日運なので
「死んでも残るもの」ほど大げさなものでなくても良いのですが、
本当に残したいものだけをチョイスして
あとは、手放すようなことはないか?考えてみるのもよいかもしれません。
丙は、明らかになる段階なので
ハッキリしそうです。
参考文献
水上静夫「干支の漢字学」
安岡正篤「干支の活学」
(タロット 西洋占星術 四柱推命)